茶でも飲もうぜ

塞翁が馬な日々

夏へ歩く日

 

日に日に、夏へ近づいている。

 

春がやってきたと思ったら、すぐに夏になりそうな感覚。それでも早朝の空気はこの時期特有の爽やかさを保っているように思えた。緑は萌えて、日差しは強まる。自然全体が徐々に活動的になってくる予感を抱いている。

 

世界はめまぐるしく動いているが、早朝の空気はゆっくりと流れているように思える。どんなに大変なことがあっても自然は暢気に座して見ているのかもしれない。

忙しくさせるのは誰なのか。もしかしたら、忙しくしているつもりになって満足しているだけなのかもしれない。人間は自己満足のために自分さえ欺くのかもしれない。

 

日々を味わえなくなるのは苦痛だ。仕事に飼い殺されてしまうのは地獄だ。

 

歩くように生きたい。